荒川区 円通寺

平成30年4月9日

荒川区南千住の円通寺にて現在墓苑見学会を行っています。

円通寺は延暦10年(791年)、坂上田村麻呂により開創され、八幡太郎義家の再建と伝えられる、荒川の最古刹です。境内には、歴史を物語る墓所や文化財が残されています。
東京都指定文化財に指定されているのは、彰義隊士の墓です。戊辰戦争で上野の山内にて戦死した彰義隊を、二十三世「大禅佛磨大和尚」が決死の覚悟で供養しました。一時官軍に拘束されましたが、埋葬供養の許可が下り、上野で荼毘に付された266体を、当寺に埋葬しました。

1200年もの長い歴史を持つお寺で地元でもとても有名なお寺です。
区画も残りわずかとなりました。
見学会は4月22日で終了になりますので、この機会に是非お越しください。

 

本堂

弾痕等が今も残り当時の激戦を伝える黒門

戊辰戦争で戦った彰義隊が埋葬されている

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