月遅れ盆の入り
平成28年8月13日
暑い日照りが続いていますが、今日は月遅れ盆の入り。
今年から制定された8/11の山の日で、11日から帰省する方も多かったと思います。
本日はせっかくの盆の入りなのでお盆について説明したいと思います。
お盆は本来7/13~7/16でした。
昔は農業が多かった日本において忙しくお盆を迎えられなかった為、月遅れで8/13~8/16がお盆として行うことが多くなりました。
8/13を迎え盆(盆の入り)、8/16を送り盆(盆の明け)といいます。
お迎えするにあたって、あらかじめ胡瓜や茄子で精霊馬を作ります。たくさんの荷物とともに楽に早く帰って来られるようにとの思いが込められています。
また、お供えのお花は蓮(お迎え用の船の見立て)や、ほおずき(提灯の見立て)を用意します。
供物はお盆を通して同じお供え物をすることも多いですが、盆の入りはあんこ付のお団子や精進料理を用意します。
夕方には、ご先祖様の霊が迷わず来られるよう、迎え火を焚いて迎えます。
提灯を灯してお墓に迎えに行くのが一般的です。
現在自分があるのはご先祖様のおかげと思い、今日を迎えたいと思います。
なお、当社は通常通り営業しております。(8/16(火)は定休日)